【w.r.w.r.d.!】誤解されてるだけ。 (ページ6)

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五話ページ6

鬱said

「んっん〜〜…？」

これはマズイか？

ロボロと監視室に詰めて今日も仕事。ほんまユミだかマミちゃんやらとデートに行きたいっ!女の子吸いたい!

パソコンでぽちぽちとデータベースが開かれていないかとか、何かされていないかを手動で確認する作業の途中にしんぺい神の患者が記してあるデータを開けてしまった。

『見ても良いけど、患者の事とかだからじっくり見て言いふらしたりしないでね』

ささっと確認する所にA、の文字

A

え、あのAちゃんよな？あーでもそうか、Aちゃんやって怪我することぐらいあるもんな。うんうん…いやいや⁉︎

「まっ…ずい」

のを見てしまった

違うパソコンで病名をささっと調べる。あれ本当にまずいね？感染…

「…」

頭を抱える鬱にパソコンの光が鈍い光を放っていた

ーーー
オスマンsaid

重厚な黒、薔薇のような赤、醒めるような白。オスマンの前には高級な布が置かれており、商人が一つ一つその品質のよさや触り心地の良さを語っていく

白い肌に明るい茶髪、ぱっちりとした純粋そうに見える目に柔らかい唇。女の子よりの女の身体をしたA

ドール人形のようなパーツを持つAになら例え奇抜で奇妙な色や布でも着こなせるだろう

オスマン、グルッペン、エーミール、コネシマ、鬱は西欧の地が感じられる顔立ちでトントンは白い肌に黒い髪とあの極寒の地を連想させるような風貌。あぁそやチーノもやな。ゾムとショッピはあの自由、がぴったりな国でぺ神やロボロ、シャオロン、ひとらんはアジア系の顔だ。ひとらんはアジアの中でも更に極東の方で、島国であって。

顔立ちを見ればなんとなく、その人物の故郷が見える。俺のいた国のような乾いた風が吹く国やトントン、チーノの骨の髄まで凍るような雪国。ひとらんの独特の文明開化の国

Aちゃんは多分混血やろうな。白い肌や明るい髪アジア系ではないと思うが顔のパーツが派手すぎない柔らかさを持っている

「お兄さんが生きていれば、わかったかもなあ」

もしくは産みの親が踊り子で種馬は西欧かも？とか。それが何代にも渡って薄くなりここまで来た？

「どうなさいましたか？」

商人の声に思考が引き戻される。
ま、何が言いたいかと言うと故郷やらのルーツを思い浮かべるようなドレスがええなぁって思った

あの子自身の魅力を叩きつけるのもええけど自身の血のルーツをよく見ればはっと気づいてしまうような。そんなドレスがいい